光  作:Aris

白い部屋白いベッド。
私は笑う。笑う

君がいる時はずっと笑顔。
本当は痛い、居たいよ。
無理して笑って、

弱音を吐きそう。君に告げる
「ジュースのみたいな」
君はすぐ走りだす。

ありがとう。
さようなら。
笑顔の練習。

本当は怖くて泣いてるよ。
小さな嘘つきだ。

夜が来るたびに潰れそう、
「あと何日で死ぬのかな・・・」

大丈夫。
部屋に響く
聞かれてた本当の言葉
隠してた涙隠せずに

白い部屋白いベッド痩せこけている自分が居たの
悔しいよ自分を恨む

闇が来た
たった一つの明かりなのに奪いに

君が来た
真っ暗な私のそばに
まぶしいよ。
言えないよ

ありがとう、
さようなら
声も出ない

暖かい光に包まれて消えていった大きな闇は
きっと今も幸せでいるよ
だからおねがい、
泣かないで。


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